2020年度 enPiT ビジネスシステムデザイン分野ワークショップ
概要
enPiTビジネスシステムデザイン(BizSysD)分野では、10の連携校が実践的な問題解決を自発的に行えるイノベーティブな人材を育成するカリキュラムを展開しております。
本カリキュラムにご参画の企業、連携校、参加校の意見を統合し活発な議論を行うためワークショップを開催いたします。本イベントはどなたでも参加可能です。
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- 開催日時: 2021年2月22日(月) 13:00〜18:00
- 会場:オンライン(Zoom)
- 案内ポスター
以下のフォームよりお申込みの上是非ご参加下さい!
参加登録フォーム ※登録後にZoomの接続URLが表示されますので、Webブラウザの表示画面を保存してください。
【ワークショップの録画・画面キャプチャについて】
事業取り組みの報告・紹介を目的として、ワークショップの様子を録画・画面キャプチャしたものを利用させていただくことがあります。ご了承ください。
なお、Webへの掲載など、公開利用の場合は、個人が特定されない加工を行います。
受賞チーム
ワークショップ審査会により各賞の受賞チームが以下の通り決定いたしました。おめでとうございます。(2021/02/22)
アイデア賞|スニーカーズ(岩手県立大学拠点)、PATHTELL(室蘭工業大学拠点)
プロダクト賞|Seeeeee:D(筑波大学拠点)、こーげーねっと!(産業技術大学院大学拠点)
チーム賞|Beacon FUN 4(公立はこだて未来大学拠点)、芋ようかん(会津大学拠点)
技術賞|蜜柑の呼吸(愛媛大学拠点)、Atmosphere(埼玉大学拠点)
プレゼン賞|OMUSUBI(琉球大学拠点)、WILL(山口大学拠点)
プログラム
時間 | 内容 |
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12:30- | 入室可能時刻 |
13:00-13:10 | オープニング・分野代表挨拶(筑波大学 三末和男) |
13:10-13:20 | 発表趣旨説明(口頭発表、デモ発表、評価) |
13:20-13:50 | 各連携校の代表チームによる口頭発表(メイン会場:3分×10チーム)
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13:50-14:40 |
代表チームによる個別説明会(ブレークアウトルーム) ・10チームがそれぞれのブレークアウトルームに分かれて個別に説明を行います。 ・参加者はブレークアウトルームを自由に移動可能です。 ・15:50までブレークアウトルームは利用可能ですので,学生の方は引き続き議論や大学間の交流等にご活用ください。 (だたし、修了生の方は修了生座談会のためのグループ分けを行いますので15:40頃までにメイン会場にお戻りください) |
14:40-15:00 | 休憩 |
15:00-16:00 | 各連携校からの報告(メイン会場:5分×10校) |
16:00-16:50 | 修了生座談会(ブレークアウトルーム) ・複数のブレークアウトルームに分かれて話し合いを行います。 ・修了生以外の参加者はブレークアウトルームを自由に移動可能です。 |
16:50-17:00 | 休憩 |
17:00-17:30 | 修了生からの提言(メイン会場) ・修了生が実践的IT教育のカリキュラムあるいはそのような教育に携わる方々への提言(アドバイスや要望)を行います。 |
17:30-18:00 | 表彰式・クロージング |
発表チーム
チーム名 | システム名・概要 |
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筑波大学拠点:チーム「Seeeeee:D」 | Hobeeeeee!!
Hobeeeeee!!は新しい趣味を見つけたい・広めたいという人の願望を叶えるWeb サービスです。これは好きそうな趣味をつながりから探せることによって、noteとは違ってサークルの新歓のように趣味を見つける・広めることを実現できます。
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琉球大学拠点:チーム「OMUSUBI」 | Musubun!
Musubunとは沖縄の映えるスポットを効率的に訪れたい。インスタ映え写真を撮りたい。そんな人向けのプロダクトです。Musubunは写真から行きたいスポットを見つけることができます。ルートを作成することができます。スポットを検索し、自分でルートを設定するのとは違い、Musubunには、ブラウザ上だけで行きたいスポットを見つけ、ルートを提案してくれる優位性が備わっています。
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公立はこだて未来大学拠点:チーム「Beacon FUN 4」 | ビーコンIoTで函館のまちをハックする
函館にビーコンを設置し、新しい体験の創造やまちの魅力を伝えることを目的として、課題発見からサービス開発までの活動を行ってきました。観光客に新たな旅行の楽しみ方を提供する「MET.」、パズルのピース探しを通して、家族みんなが観光を楽しめる「でももに!」、海産物自身が鮮度に合わせた調理法をアピールしてくれる「俺を食ってくれぇ!!」の3つのサービスを紹介します。
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岩手県立大学拠点:チーム「スニーカーズ」 | 複数人同時発言可能な通話アプリの作成
現在、コロナウイルスの影響によりGoogle Meet,Zoomなどの通話アプリの需要が上昇している。しかし、これらの普通の通話アプリには「多人数で使用すると声が重複して発言しにくくなる」という問題が存在する。それは、全員が同じ資源を使用して通話を行っているため発生している問題である。そこで、この問題を解決できるような通話アプリを制作できないかと考えた。私たちはこの問題に対して「顔の向き」と「立ち位置」という2つの要素を通話アプリ内に取り入れることで解決する。顔の向きは話しかける相手の選択に用いる。現実世界では、話しかけたい相手の方を向いて会話を行う。これを通話アプリケーションに取り入れることで話しかける相手の選択を行うことが出来る。立ち位置は会話のグループの選択に用いる。自分が立っている場所を変更することで、どの会話のグループに参加するかの選択に用いる。これにより、同一チャンネルの通話でもグループディスカッションを行うことが出来る。ユーザは画面上のアバターを操作し、顔の向きと立ち位置を変更しながら通話を行う。これにより、シームレスで快適な通話体験ができる。
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愛媛大学拠点:チーム「蜜柑の呼吸」 | 視覚障害体験VR Para Diary
Para Diary(パラ・ダイアリー)は、5種の視覚障害を3種の生活場面で体験できるVRです。なにげない日常生活の中で、どんな点がどんなに困難なのかを実感できるプロダクトに完成しています。
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室蘭工業大学拠点:チーム「PATHTELL」 | muP-室蘭情報共有マップ-
muPはユーザーが室蘭各所へ赴きその場所の情報を投稿をすることでマップが埋まって行く仕組みのマップアプリです。このシステムは、イミグラント室蘭をターゲットとし、公共交通機関の利用者の増加を目的としています。
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埼玉大学拠点:チーム「Atmosphere」 | キンチョートル
スピーチやプレゼンなど、人前で話さなければいけない時、緊張して内容をうまく伝えられなかった。そんな経験はありませんか? キンチョートルは、そんな緊張しがちな人たちをサポートする、緊張検知・緩和に特化したレコーダーアプリです。人の見ていない、緊張の無い状態でスピーチを録音したら準備完了。後はスピーチ本番の直前にキンチョートルの録音ボタンを押すだけです。キンチョートルは練習と本番のデータを見比べて脈拍や喋り方から緊張を検知し、あなたに緊張の度合いを通知したり、緊張の緩和方法を提案したりしてくれます。キンチョートルを活用して、素敵なスピーチ・プレゼンを実現しましょう!
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山口大学拠点:チーム「WILL」 | My Corde
インターネット上に掲載された服や、自分の服をアバターに着せる試着アプリを開発した。インターネットによる服購入の際、試着でその服を着ている様子をアバターで確認できるだけでなく、自分の今持っている服と合わせたコーディネートも確認することができる。また、自分の持っている服をまとめることや、自分のコーディネートを公開する機能を提供することで、他の類似機能を有するアプリとの差別化を図った。現在、急成長しているアパレル業界におけるEC市場は、新型コロナウイルスの影響もあり、さらに拡大していくと推測される。そのため、このようなアプリの需要は今後更に高まっていくと考えられる。
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産業技術大学院大学拠点:チーム「こーげーねっと!」 | Item Icon Counter (IIC)
ドラクエ10等のゲームをプレイする際に、素材の管理が面倒と感じる人に向けた、ゲーム特化の素材管理メモアプリ「アイテムアイコンカウンター(IIC)」です。IICはメモ帳やカウントアプリとは違って、どの素材がどれだけ必要でどのような用途かを追加及びメモができ、シンプルな操作で利用できます。最近は、いくつの素材を集めて、それらを合成してアイテムを作る仕組みが多くのゲームで導入されています。素材はいろいろな種類があって、それらを複数集めなければなりません。しかも、素材はすぐに集められるのではなく、何日もかかる場合が多いです。このようなゲームでは、どのような素材を集めなければならないかという管理が重要になってきます。IICは、残り素材数をアイコンを用いたインタラクティブな表現によって、ビジュアル的に管理することができるようにします。
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会津大学拠点:チーム「芋ようかん」 | Taskul
我々のチームは、人々が小さな課題を協力して解決し、地域全体が「気のおけない友人」のような関係になることで、より気軽に「助けて」と言い出せるような環境づくりの手助けをすることで、会津美里町とその周辺地域がよりよい町になるのではないか?と考えました。そこで、スキマ時間に「アンテナ」を設置し、人々のちょっとした困りごとを共有するwebアプリ、Taskulを制作しました。
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